昨年のクラウドファンディングでは、509名の方々から1000万円以上ものご寄付をいただきました。
おかげさまで31日間の夏合宿を行い、全員が「最高の仕上がり、過去最強のチームだ」と胸を張れる状態まで成長することができました。改めまして、多大なるご寄付をありがとうございました。
そんな充実の夏を経て、満を持して臨んだはずの箱根駅伝予選会でしたが、結果は無常にも22位と、本戦出場は叶いませんでした。ともに駆け抜けた仲間を、ここまで支えてくださった皆さまを、そして自分自身を、夢の舞台へと連れて行けなかったことが本当に本当に悔しかったです。
しかし、その箱根駅伝予選会では、出走した12名のうち11名が自己ベストを大幅に更新し、前年からの格段の飛躍と次回へと繋がる強い勢いを見出すことのできたレースでもありました。 また、その11名全員が3年生以下であったことから、「俺たちが、絶対に箱根を走るんだ」と改めて覚悟を決め、箱根駅伝予選会が終わったその日から再び厳しく苦しいトレーニングを開始しました。
その甲斐あって、その後は塾新記録やそれに準ずる好記録をマークする選手が続出し、20年ぶりとなる長距離種目での関東インカレ入賞も実現できました。大学陸上界は年々著しくレベルアップしていますが、その中にあっても私たちは確かな手応えを日々感じ、信じています。
慶應義塾が最後に箱根駅伝本戦に出場した1994年の第70回大会以降で、今年度こそが本戦復帰の最大のチャンスになると信じています。そして私にはもう、今年しかありません。 夢の実現のためには、避暑地での長期の夏合宿が何よりも大切になります。大学からの潤沢な資金支援のない私たちにとって、そのためにはどうしても皆さまのご寄付が必要です。どうか今年も力を貸していただけないでしょうか。
皆さまと一緒に夢を掴みたい、そう願っています。
何卒ご寄付のほど、よろしくお願いいたします。
慶應義塾体育会競走部
長距離ブロック長 田島公太郎(環境情報学部4年)
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2017年の創部100周年を機に、慶應義塾体育会競走部は箱根駅伝出場を目標として長距離種目の本格的な強化を開始しました。慶應は1920年の第1回大会に出場した4校のうちの1校であり、出場30回、総合優勝1回という輝かしい伝統があります。
私たちは学業だけではなく、またスポーツだけでもなく、文武両道という学生スポーツの本来のあり方を希求しながら箱根駅伝本選への復帰を目指しています。
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